
アレルギー科
アレルギー科
当院では、皮膚症状と深く関わる「アレルギー疾患」に対し、専門的な検査・診断・治療を行っております。
「なんとなく肌荒れが治らない」「かぶれや湿疹を繰り返す」「薬で湿疹が悪化したかも」といった、原因がはっきりしない皮膚トラブルや体質的なお悩みは、アレルギーの関与が隠れていることもあります。
当院では皮膚科の視点から、アレルゲン(原因物質)の特定と対策、症状緩和のための治療まで、総合的にサポートしています。
毎年春や秋にくしゃみ・鼻水・目のかゆみ・肌荒れなどが出る方は、花粉症の可能性があります。
当院では、内服薬や点鼻薬、点眼薬を中心とした対症療法に加え、スギ花粉症の重症例には抗IgE抗体製剤「ゾレア®(オマリズマブ)」による注射治療も対応可能です。
ゾレアは特に「薬が効きにくい重症の花粉症」に対して有効で、症状の大幅な軽減が期待できます(保険適用には条件があります)。
「特定の金属や化粧品でかぶれる」「原因がよくわからない湿疹が続いている」などの場合、接触アレルゲンを調べる検査=パッチテストが有効です。
当院では以下のパッチテストに対応しています。
日常生活で接触しやすい22種類のアレルゲン(防腐剤、ゴム、化粧品成分など)に対する反応を調べます。
アクセサリー・歯科金属・食品に含まれる金属(ニッケル、コバルト、クロムなど)によるアレルギーを調べます。
検査は3〜4回の通院が必要で、皮膚に試薬を貼り、数日後に反応を確認します。
薬を服用した後に発疹やかゆみが出た場合、「薬疹(薬によるアレルギー性の皮膚反応)」の可能性があります。
当院では、原因薬剤の特定を目的としてDLST(薬剤リンパ球刺激試験)を行っています。
アレルギーの可能性があるけれど原因が分からないという方におすすめなのが、一度の採血で39種類のアレルゲンを同時に調べられる「Viewアレルギー39」検査です。
検査対象には以下のような項目が含まれます。
お子さまや初めてアレルギー検査を受ける方にもおすすめの検査です。
アレルギーは一人ひとり原因や症状の出方が異なり、「気のせいかな?」と思っていた症状が実はアレルギーだったということも珍しくありません。
当院では、正確な検査と、患者さまの生活に寄り添った対処法のご提案を心がけています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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